じゃがいもの、め

じゃがいもの芽であり、じゃがいもの目である

12月に発見して、今日まで

私の子宮頸がんは12月に見つかった。

 

会社の健康診断のオプションで、希望者は受けることができた。

別に体調面で気になることはなかったし、30年生きてきて生理不順や不正出血はほとんどなかった。なぜ検査を受けたのかというと、たまたま会社の同僚が子宮頸がんで子宮を全摘出をしてしまったのがきっかけ。

 

その子は会社でも目立つほど美人で可愛くてスタイルも良く、仕事も出来、おそらく私生活も不自由なく恵まれた女の子だった。(側から見るとそう見えた)

その子は毎年検査を受けていたが2018の秋にがんであることが発覚、その時にはすでに全摘以外の治療ができない状態だった。

 

年齢も私と変わらず、未婚で、当たり前だけど子供もいない。そんな状況で全て摘出。

順風満帆だった彼女の絶望は計り知れない。会社で話をしてもただ痛々しく、、、

 

そんな彼女は同じ歳である私に『仕事を頑張る女性だからこそ、受けてください』と言ってくれた。

その一言がなかったらきっと来年も再来年も検査は受けなかっただろう。おそらく妊娠して気づくパターンだったかもしれない。

 

前置きが相当長くなってしまった。

 

検査からこれまでのことを時系列で書いていこうと思う。(詳細な日にちは後ほど更新)

 

12月1日◼︎センターで子宮頸がん検査を受ける

12月2週目◾︎電話にて『まだ書類での結果が出てないが、がんの疑いがある。紹介状を書くので早い段階で手術ができる大きな病院へ』と言われる。(この時点でSSCクラス5)

数日後◾︎一番近所のクリニックに電話をかけて『がん検査にひっかかった、そちらで再検査出来るか?』と質問、できると回答をもらったので出向いたが最終的に『うちでは出来ません』と言われる。(問診しただけなのにちゃんとお金は徴収される。払うことについて異議はないが、電話で確認した意味がないので対応については非常に腹が立ってる笑)

12月2週目◾︎市立病院にて組織診とコルポを行う。

12月3週目◾︎診断結果を聞く。クラス4、おそらく高度異形成。円錐切除することを決める。手術日は1月3週目

 

1月3週目◾︎円錐切除を行う、はじめての感覚を実は少し楽しんでた。

2月1週目◾︎予定より早く病院から電話、出来るだけ早く来院するように言われる。円錐切除の結果、円錐切除で取りきれなかったことと、微小浸潤であることを伝えられる。

この病院では円錐切除以上の治療ができないため大学病院へ行くことになる。

2月2週目◾︎やっと大学病院の予約が取れ向かったが、問診と『円錐切除で切ったところ再検査しますね』と宣言され終わる

2月20日◾︎ようやく再検査の結果が出る(予定)

 

長いな。

とりあえず病気になると

時間、お金、メンタルすべてやられるので健康が一番。ほんとに。

日日是好日

ある程度の歳を重ねていわゆる老化を感じるようになったころ、一つの病が発覚した。

 

子宮頸がん。

もともと2.3年前に子宮内膜症で卵巣が大きくはれあがり、これはアカンやつだと手術したこともある私(うろ覚え)

また子宮なのかと正直ゲンナリした。

 

まだ産んでもなければ出来たこともない、ただ血を流すサイクルをこなしてるだけの私のお腹の中のもの。要らないわと思っても、やっぱり病気だと分かると『どこにもいかないで』と思ってしまう。

 

私のがんは本当になんとなく気分で受けただけの健康診断の延長で見つかった。

 

すぐ治療してすぐ治るっしょと思い早3ヶ月が経とうとしてるが未だに治療中である。

 

ガンが見つかってから今に至るまで、どんな些細なことでもネットで調べた。

一喜一憂したし、経験者の皆様からは励まされた。

仕事大好き人間の私でさえ、体や今後の生活のことしか考えられなくなった。でもそれがダメなんて思ってない。

 

自分の体のこと知りたい、自分の状況がどういう状況なのか知っておきたい。

たんなる知的好奇心ではなく、自分の人生まだまだ生きていくつもりだから最良の選択をしたい。

 

そう思ったので調べまくったしいろんなブログを読んだ。

私もいつか、同じような立場になった人たちにとって少しでも参考にできることがあれば…と思うので些細なことでも記録していこうと思う。

 

とりあえずざっくりこれまでの流れを記してみる。